この記事では管理人の漫画人生を振り返り、
人生観がガラッと変わってしまったマニアックなマンガたちをご紹介します!
人生観が変わるくらいの漫画なので強烈な作品が多めです。(もちろんいい意味でw)
そして、この記事で紹介している作品を読んで気に入ったら、作者指名買いもおすすめな先生たちですよ!
このブログ『こみれび!』のセレクトする作品が肌に合うなぁ~という方やサブカルチャーの世界を覗いてみたい方も、是非読んでみてくださいね^^
【サブカル】四丁目の夕日
作者:山野一
連載:ガロ
連載開始:1985年~
鬼畜漫画家・山野一の代表作
漫画家山野一先生の代表作。
ここまで悲惨で陰鬱な人生をよく描いたな、山野先生!と言いたくなる作品。
この漫画では、不幸に不幸を上書きしていくような工場労働者の人生を描いている。
\ちなみに/
現在の山野先生の『そせじ』という双子ちゃんの育児マンガを書かれていますよ💛
幸せそうですね(*'ω'*)
【サブカル】ねこぢる作品
作者:ねこぢる
連載:ガロなど
クセになるシュールさと残酷さ
じつは、上記四丁目の夕日の作者・山野先生の妻であったのがこのねこぢる先生。
パッと見かわいい猫ちゃんの絵が、反社会的・暴力的・差別的なストーリーを残酷なまでに繰り広げる。
それでも何かクセになってしまうのは、ねこぢる先生の魔力なのだと思う。
【サブカル】無能の人
作者:つげ義春
連載:COMICばく
連載開始:1985年
虚無に打ちひしがれる作品
単行本には「石を売る」「無能の人」「鳥師」「探石行」「カメラを売る」「蒸発」が収録されています。
このシリーズのもつ虚無感、哀愁漂う世界観が「人間ってなんだかなぁ・・・」と静かな心を呼び起こします!
個人的には、秋とか初冬の寂しい季節に読みたい作品。
【ホラー】惨劇館
作者:御茶漬海苔
連載ハロウィン
初版発行:1996年
表紙が怖くて夜眠れなかったな~(;∀;)w
こんなホラー漫画見たことない!唯一無二の世界観
全10巻が刊行されているホラー漫画作家・御茶漬海苔先生の代表作品『惨劇館』。
御茶漬海苔先生の魅力については、別記事で延々と語らせていただきたいのでこちらでは簡潔に!
私は、ホラー漫画っておどろおどろしいトーンや線で、一転してギャグになりそうな要素を秘めていると思っているんです。
しかし!御茶漬海苔先生の書くホラー漫画は、耽美!
余白のある、まるでフランス映画のように美しい絵が、逆に怖さを引き立てる。
私は御茶漬海苔先生の作品はたくさん読んでいますが、まず代表作の『惨劇館』を読んでみてはいかがでしょうか。
【不思議】大日本天狗党絵詞
作者:黒田硫黄
連載:月刊アフタヌーン
連載開始:1994年
夢中になってページをめくってしまう作品
あらすじ:
小学校の入学式をきっかけに人間社会から離れ、ホームレスのような生活をしていたシノブ。
その後シノブは天狗の「師匠」とともに生活をする。
ある日、自分の生家で自分の偽者である泥人形が、自分の名を名乗って生活していることを知る。
シノブの偽者はもともと師匠が作ったものだったが、その泥人形に違和感を抱いた師匠は泥人形の生活を調べ始める。
それは「師匠」が作ったものではなく、別の天狗に作らせた泥人形「しのぶ」であった…。